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スマホで簡単!犬や猫の撮影の基本とコツ|動物病院での活用法もご紹介

「自宅では気になる様子があったのに、病院に連れて行くと普通に戻ってしまった…」そんな経験をしたことはありませんか?

 

日常のちょっとした異変や、かわいらしい瞬間を逃さずに記録できるスマートフォンは、犬や猫との暮らしに欠かせないツールです。写真や動画を撮る機会は増えていますが、それが単なる思い出づくりだけでなく、動物病院での診察にも大きく役立つことをご存じでしょうか?

 

今回は犬や猫の撮影が持つ意義や、診察時に活かせる撮影のコツ、注意点などをご紹介いたします。

 

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■目次
1.犬や猫の撮影の意義
2.撮影のコツや注意点
3.まとめ

犬や猫の撮影の意義

一般的に犬や猫を撮影するシーンとして多いのは、以下のようなケースが考えられます。

 

<急な発作や異変の記録>

ご自宅で急に犬や猫の様子に異変が見られたとき、(突然震え始めた、片足をかばうように歩く、呼吸が荒いといった症状)その瞬間を動画や写真で記録することは重要です。というのも、動物病院での診察時にはすでに症状が落ち着いていることも多く、獣医師が正確な診断を下すためには、実際の様子を記録した映像が大きな手助けになります

 

また、皮膚の赤みや腫れ、目の充血や涙の量の増加といった見た目の異常も、写真で記録しておくと獣医師が状態を把握しやすくなります。飼い主様の言葉だけでは伝えきれない微妙な症状も、画像や動画で確認することで、診察時のコミュニケーションがよりスムーズになります。

 

さらに、動物病院で撮影されたレントゲン写真やCT画像などを、飼い主様ご自身のスマートフォンで保存しておくと、夜間や緊急時に他の医療機関を受診する際に役立つこともあります。こうした医療画像を撮影する際には、必ずかかりつけの獣医師に許可を取るようにしましょう。

 

<思い出としての記録>

犬や猫との思い出を残すための撮影も、もちろん大切な意味を持ちます。お家に迎え入れたばかりの頃の様子、ドッグランで元気に走り回る姿、トリミング直後のふわふわとした毛並みなど、日常のなかのささいな瞬間こそが、大切な記録になります。

 

また、トリミング後の見た目の変化や、治療による症状の改善などを撮影し、口コミサイトに写真付きで投稿することで、他の飼い主様にとっても貴重な情報となる場合があります。SNSでの発信も、犬や猫の成長や病状の経過を記録する手段として活用できるでしょう。

 

撮影のコツや注意点
<異変や症状の記録方法>

犬や猫の体に異常を見つけたとき、まずは「全体像」と「アップ写真」の両方を記録しましょう。例えば皮膚に赤みがある場合、赤くなっている部分の接写だけではなく、体のどの部分にあるのか分かるような写真も合わせて撮影すると良いでしょう。こうすることで、病変の広がりや左右差といった情報がわかりやすくなり、獣医師による診断の精度が高まります

 

また、経過を観察するためには、できるだけ毎日同じ条件で写真や動画を撮ることが大切です。照明や角度を統一すると、時間の経過による変化がより明確に記録されます。

 

歩き方の異常(跛行)や震え、咳などの一時的な動作については、静止画では記録が難しいため、必ず動画で撮影しましょう。実際にどのように歩いているのか、呼吸のスピードはどの程度かといった動的情報は、獣医師が最も参考にするポイントのひとつです。

 

<思い出としての撮影方法とマナー>

日常の記録をする場合は、自然な姿を逃さず撮影するために、おやつやお気に入りのおもちゃを使ってカメラの方向に向かせる方法もおすすめです。眠っている様子を撮りたい場合は、シャッター音をオフにするなど、犬や猫が驚かないような工夫も取り入れてみてください。

 

また、外出先で撮影する場合は連写モードを活用することで、動き回る犬や猫のベストショットを逃しにくくなります。「待て」や「おいで」などの基本的なコマンドを使って姿勢を整えてから撮影するのも有効です。

 

動物病院内での撮影については、必ず事前にスタッフへ撮影の可否を確認してください。他の飼い主様や犬や猫が写り込まないように注意し、病院の迷惑にならないように配慮することが大切です。特に診察を待っている動物たちは不安を感じている場合もあるため、周囲への思いやりを忘れずに撮影するように心がけましょう。

 

まとめ

スマートフォンを使って犬や猫を撮影することは、単なる思い出作りにとどまらず、動物病院での診療を助ける手段としても非常に有効です。特に体調の異変を記録しておくことで、獣医師とのコミュニケーションがより正確になり、適切な治療へとつながる可能性が高まります。また、撮影した画像を用いた口コミ投稿やSNSでの発信は、他の飼い主様にとって貴重な情報源になることもあります。

 

毎日の生活の中で少しの工夫を加えるだけで、撮影はぐっと楽しく、そして有意義なものになります。犬や猫とのかけがえのない日々を、ぜひ記録に残していきましょう。

 

 

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