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犬と猫の口腔ケアの重要性|健康的な歯と歯茎のための対策法とは?

皆さまは、愛犬や愛猫の口腔ケアをしていますか?

実は、3歳以上の犬や猫の約80%が歯周病を抱えているとされており、放置すると食欲不振や体重減少を引き起こすことがあります。

だからこそ、日々の口腔ケアが非常に重要です。

 

今回は犬と猫の口腔ケアの重要性について、正しい歯のケア方法やケアをする際の注意点、ケアを行わなかった場合のリスクなどについてご紹介します。

 

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■目次
1.歯や口腔内をケアする重要性
2.犬猫の正しい歯のケア方法
3.犬猫に歯磨きを慣れさせる方法
4.口腔ケアをする際の注意点
5.犬猫の歯のケアを行わなかった場合のリスク
6.動物病院で行う口腔ケア
7.まとめ

歯や口腔内をケアする重要性

犬や猫の歯や口腔内をケアすることによって、下記を改善することができます。

 

歯周病の予防
痛みや不快感の軽減
全身の健康維持
食欲と栄養状態の改善
口臭の改善

 

犬猫の正しい歯のケア方法

犬や猫の歯を健康に保つためには、定期的な歯磨きが必要です。

 

犬や猫は人間と比べて、歯垢が歯石に変わるスピードが速いため、こまめなケアが欠かせません。そのため、食後には食べカスを残さないよう、しっかりと歯磨きをすることが重要です。

 

また、デンタルガムなどのケア製品を使用する飼い主様も多いですが、これらだけでは歯垢を完全に除去することは難しいことが多いため、歯磨きと併用することをお勧めします。

 

犬猫に歯磨きを慣れさせる方法

まずは、愛犬や愛猫が口元を触られることに慣れるようにしましょう。
子犬や子猫の頃から、口の周りをこまめに触って慣れさせることが大切です。少しずつ歯茎や歯に触れるようにして、段階的に練習を進めましょう。

 

歯に触れることに慣れてきたら、デンタルシートや布製品を使って歯を磨いてみましょう。慣れてきたら、歯ブラシに切り替えて本格的な歯磨きを行うのがお勧めです。

 

口腔ケアをする際の注意点

口腔ケアを行う際は、特に力加減に注意しましょう。
歯周病の兆候がある場合、歯茎がもろくなっていて出血や痛みを感じやすいことがあります。

 

犬や猫が不快感を覚えると、後々の歯のケアが難しくなる可能性があります。そのため、歯のケアはできるだけ優しく行うようにしましょう。

 

犬猫の歯のケアを行わなかった場合のリスク

犬や猫の歯のケアを怠ると、歯周病になるリスクが非常に高くなります。
歯周病は口臭の原因となり、進行すると食欲不振や体重減少を引き起こす病気です。

 

さらに、歯周病の細菌が体内に侵入すると、さまざまな病気を引き起こすリスクが高まります。そのため、早期に治療を行うことが必要です。

 

飼い主様は、愛犬や愛猫の健康な歯を守るために、しっかりとケアを行いましょう。

 

動物病院で行う口腔ケア

動物病院での口腔ケアには、スケーリングを推奨しています。

 

スケーリングは、歯や歯周組織の健康を維持するために行われる歯科処置で、歯垢や歯石を取り除くことを目的としています。

 

これにより、歯周病やその他の口腔疾患の予防が可能です。

 

まとめ

歯のケアを怠ると、歯周病になり犬や猫の健康に悪影響を及ぼすことがあります。そのため、飼い主様は定期的に愛犬や愛猫に歯磨きを行い、正しい口腔ケアを心がけましょう。

 

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