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子犬が甘噛みする理由と対策について|噛み癖がつかないようにしつけが大切

子犬は様々な理由から噛みたい欲求が強いため、飼い主様の腕や家具を甘噛みしてしまうことが多いと思います。しかし、何も対策をせずにそのままにしてしまうと噛み癖がついてしまい、将来的に事故につながる恐れがあります

 

今回は、子犬が甘噛みする理由や対策についてご紹介していきます。

 

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■目次

1.甘噛みする理由
2.甘嚙みと本気噛みの違い
3.甘嚙みを直した方がいい理由
4.甘嚙みの直し方、しつけの方法
5.まとめ

甘噛みする理由

甘噛みは本来、子犬同士の遊びの一つです。そのため、兄弟犬がいない場合、その代わりとなる存在である飼い主様にじゃれつき、腕や手などを甘噛みしてしまうことがあります。

 

また、乳歯から永久歯へ生え替わる時期は、歯がむず痒くなって甘噛みをしてしまうこともあります

 

甘嚙みと本気噛みの違い

甘噛みと本気噛みの違いは噛む力の強さではなく、目的にあります。

甘噛みの主な目的は「遊び」です。犬には傷つけようとする意図はなく、弱い力で噛みます。

 

一方、本気噛みの目的は「自分を守ること」と、「相手を威嚇すること」です。例えば、恐怖心を強く感じると、自分の身を守ろうと相手を噛んでしまったり、自分の大切なもの(エサやおもちゃなど)を取られそうになったとき、これは自分のものだ!と威嚇するために噛んでしまったりします。

 

甘嚙みを直した方がいい理由

甘噛みの目的は確かに遊ぶことですが、成犬になれば噛む力も強くなるため、犬にそのつもりはなくても人にケガを負わせてしまったり、他人の所有物を破壊したりするリスクがあります

そのため、人と生活するためには子犬のうちにしつけを行い、甘噛みを直す必要があります。

 

甘嚙みの直し方、しつけの方法

甘噛みを直す方法としては、甘噛みをしなくてもすむように子犬の欲求を満たしてあげることが大切です。そのため、噛んでもいいおもちゃを与えて噛みたい欲求を満たしてあげたり、遊びや散歩の時間を増やしてエネルギーを発散したりすると良いでしょう。

 

また犬は動くものに興味を示すため、手で直接遊ぶのはやめて、おもちゃなどを使って遊ぶようにするのも有効です。

 

そしてしつけのときと同様、甘噛みをしてきたからといって大きな声を出して反応したり、怒ったりするのはNGです。愛犬が甘噛みをしてきても目を合わせたり声を出して反応したりせず、遊んでいる最中であれば遊ぶのをやめたり、部屋の外に出ていったりして、愛犬が落ち着くのを待ちます。1分くらいで良いので、愛犬が落ち着いたらその状態をしっかり褒めてあげましょう。遊びを再開してまた噛んできたら同じように対応をして、噛むことはいけないことだということを愛犬に覚えてもらいましょう。

 

まとめ

子犬のときにしつけをしないで甘噛みをそのままにしてしまうと、噛み癖がついてしまう可能性があるため、人間と犬が共存するためにはなるべく早い段階で甘噛みを直すことが大切です。

 

ただし、甘噛みがどうしても直らない場合は、プロの力を借りるのも一つの手です。当院でもパピー教室を開催しているため、愛犬の甘噛みにお困りの方はぜひ一度ご相談ください

 

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<参考>

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なるほど!犬の心理と行動(西東社)

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