お知らせお知らせ

ライフサポート情報

|

季節の変わり目に起こりやすい犬猫の軟便・便秘|原因・見分け方・受診の目安

季節の変わり目になると、「便がやわらかくなっている」「最近、排便が少ない気がする」といった変化に気づき、不安に感じる飼い主様も多いのではないでしょうか。

 

犬や猫は、人と同じように環境の変化の影響を受けやすく、特にこの時期は胃腸トラブルが起こりやすくなります。しかし、「そのうち治るだろう」と様子を見てしまうと、思わぬ悪化につながる場合もあります。

 

そのため、軟便であっても便秘であっても、まずは状態をしっかり観察し、必要に応じて早めに対応していく視点が大切です。

 

今回は、季節の変わり目に起こりやすい犬や猫の軟便・便秘について、原因や見分け方、ご家庭での観察ポイント、受診の目安などをご紹介します。

 

s-blob-v1-IMAGE-AlitGirvgCo

 

■目次
1.季節の変わり目に便トラブルが起こりやすい理由
2.軟便・便秘で見られやすい症状
3.ご家庭でできる観察ポイント
4.やってはいけない対応
5.動物病院を受診する目安と受診時のポイント
6.まとめ

 

季節の変わり目に便トラブルが起こりやすい理由

まず、なぜこの時期に便のトラブルが増えるのかを理解しておくと、日々の変化にも気づきやすくなります。

 

季節の変わり目は、気温や湿度の変動が大きくなります。この影響により自律神経のバランスが乱れやすくなり、胃腸の動きにも影響が及びます。その結果、便がゆるくなったり、反対に動きが鈍くなって便秘になったりする場合があります。

 

また、新生活のスタートや生活リズムの変化が重なる時期でもあります。環境の変化に敏感な犬や猫は、ストレスを感じたり、落ち着かない様子が見られたりすることがあります。こうした影響で食欲が低下したり、水分摂取量が変化したりすると、便の状態にも影響が表れます

 

さらに、季節によって活動量が変わったり、食事量が増減したりすることもあります。このように複数の要因が重なるため、季節の変わり目は軟便や便秘のどちらも起こりやすい時期といえます。

 

軟便・便秘で見られやすい症状

軟便と便秘では、表れる変化が異なります。それぞれの特徴を知っておくと、異常に気づきやすくなります。

 

<軟便>

・便がやわらかい、水っぽい
・排便回数が増える
・粘液や血が混じる場合がある
・元気や食欲の低下、脱水が気になる場合もある

 

<便秘>

・便が硬い
・排便しようとしても出にくい
・食欲の低下や落ち着かない様子が見られる
・腹部の張りや吐き気が表れる場合もある

 

このように、どちらも一見軽い変化に見える場合があります。しかし、体の中では負担がかかっている可能性もあるため、動物病院を受診することが大切です。

 

ご家庭でできる観察ポイント

便のトラブルに早く気づくためには、以下のような日頃の観察が欠かせません。

 

・排便回数やタイミング
・便の硬さ、色、量
・水分摂取量の変化
・食欲や元気の有無、嘔吐の有無

 

これらを日常的に確認しておくと、「いつもと違う」という変化に気づきやすくなります。

 

また、異常が見られた際には、できるだけ便の状態を記録しておくことも大切です。写真を撮ったり実物を確認できるようにしたりしておくと、診察時の判断に役立ちます。

 

診察時に活かせる撮影のコツについてより詳しく知りたい方はこちら

 

やってはいけない対応

便の異常に気づいた際、以下のように自己判断で対応してしまうと、かえって状態を悪化させてしまう可能性があります。

 

・人用の下痢止めや便秘薬を使用する
・頻繁にフードを切り替える
・サプリメントだけで様子を見る
・何日も放置する

 

特に人用の薬は、犬や猫にとって適さない場合があり、中毒や重篤な症状につながる危険性があります。

 

また、一時的に良く見えても根本的な原因が解決していないケースもあります。そのため、「様子を見る」だけで終わらせず、獣医師へ相談することが大切です。

 

動物病院を受診する目安と受診時のポイント

症状の程度によっては、早めの受診が必要となる場合があります。

 

<受診の目安>

・軟便や便秘が数日続く
・血便や嘔吐、食欲低下、元気消失がある
・子犬、子猫、高齢の場合や持病がある場合
・便秘で苦しそうにしている
・何度も排便姿勢をとるのに出ない

 

このような様子が見られる場合は、できるだけ早く動物病院へご相談ください。

 

また、受診の際には便を持参していただくと、より正確な診断につながります。できるだけ新しい便を用意していただくと、検査の精度も高まります。

 

動物病院では、身体検査や便検査などを行い、原因に応じた治療方針を検討していきます。状態によっては追加の検査を行ったり、内科的な治療を進めたりしながら改善を目指していきます。

 

まとめ

季節の変わり目は、犬や猫の体調を崩しやすい時期です。軟便も便秘も日常的に見られる変化ではありますが、軽く考えてしまうと慢性化や悪化につながる可能性があります。

 

そのため、日頃から便の状態を観察したり、変化に気づいた際には早めに対応したりする姿勢が大切です。また、自己判断に頼らず、少しでも気になる様子があれば獣医師に相談していただくと安心です。

 

なお、当院では季節の変わり目に起こりやすい胃腸トラブルについても丁寧に診察を行い、犬や猫それぞれの状態に合わせた対応をご提案しております。便の状態に違和感を覚えた際は、どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

診療内容はこちらから

年中無休で動物たちの健康をサポートします

千里桃山台動物病院

Web診療受付はこちらから

病院概要はこちらから

TEL:06-6190-5100

  • 薬・フード注文
  • Life Club
  • Life Support情報
  • 採用情報
  • アニコム