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2026.04.27|ライフサポート情報
コーギーの飼い方ガイド|性格・育て方・気をつけたい病気について解説
コーギーは愛らしい見た目と人懐っこい性格から、多くの飼い主様に選ばれている人気の犬種です。しかし、そのかわいらしさだけで迎えてしまうと、思っていた以上に運動量が多かったり、体型に由来するトラブルが起こったりと、戸惑う場面も少なくありません。
そのため、コーギーと心地よく暮らしていくためには、性格や体の特徴をあらかじめ理解し、それに合った環境づくりや健康管理を行うことが大切です。
今回は、コーギーの性格や飼い方のポイント、注意しておきたい病気などについて解説します。
これから迎えたいと考えている方はもちろん、すでに一緒に暮らしている飼い主様にも参考にしていただければ幸いです。
■目次
1.コーギーの性格と特徴
2.コーギーの飼い方の基本
3.食事と体重管理
4.コーギーで気をつけたい病気
5.変性性脊髄症について知っておいてほしいこと
6.こんな変化があれば受診を
7.まとめ
コーギーの性格と特徴
まずは、コーギーという犬種の基本的な性格や体の特徴について見ていきましょう。
コーギーは明るく活発で、人との関わりを好みやすい性格をしています。ご家族とのコミュニケーションを楽しむ子が多く、遊びやトレーニングにも前向きに取り組む傾向があります。
また、賢さも持ち合わせているため、しつけに対して理解が早い一方で、自分の意思をしっかり持っている子も多く、興奮しやすさや頑固さが表れる場合もあります。そのため、接し方や教え方には一貫性を持たせることが重要です。
さらに、コーギーの大きな特徴として、胴が長く足が短い体型が挙げられます。この体型は見た目の魅力である反面、足腰や背中に負担がかかりやすい構造でもあります。
なお、性格や体質には個体差があるため、愛犬の様子を見ながら対応を調整していく姿勢も大切です。
コーギーの飼い方の基本
コーギーと健康的に暮らすためには、日常生活の中でいくつか意識しておきたいポイントがあります。
まず、コーギーはもともと牧羊犬として活躍していた背景があり、運動量が多い犬種です。そのため、毎日の散歩や遊びを取り入れたり、しっかり体を動かす時間を確保したりすることが欠かせません。
また、前述したとおり、胴長短足の体型は足腰に負担がかかりやすいため、生活環境にも配慮が必要です。例えば、滑りやすい床にカーペットを敷いたり、段差を減らしたりすることで、関節や背中への負担を軽減できます。
しつけに関しては、賢さを活かして早い段階から取り組むことが重要です。叱るよりも褒めて伸ばす方法を取り入れたり、成功体験を積み重ねたりすることで、落ち着いた行動につながります。
食事と体重管理
次に、健康維持のために欠かせない食事と体重管理について見ていきましょう。
コーギーは体質的に太りやすい傾向があるため、日頃から体重管理を意識する必要があります。肥満は足腰への負担を増やすだけでなく、心臓や呼吸器への影響、さらには代謝性疾患のリスクにもつながります。
適正体型を維持するためには、以下のような食事量のコントロールが重要です。
<食事管理>
・年齢や体重に合わせて必要な食事量を計算する
・毎回きちんと計量して与える
・おやつは与えすぎないようにし、必要に応じて食事量で調整する
また、体重管理には運動も欠かせません。
<運動量の確保>
・散歩は1日2回、1回30分以上を目安に行う
・遊びを取り入れたり、頭を使うトレーニングを行ったりする
このように、食事と運動のバランスを整えることで、無理なく健康的な体型を維持しやすくなります。
コーギーで気をつけたい病気
コーギーの体型や被毛の特徴から、特に注意しておきたい病気があります。
<椎間板ヘルニア・関節炎>
胴長の体型により背中や関節に負担がかかりやすく、発症しやすい傾向があります。歩き方がいつもと違ったり、動きがぎこちなくなったりする変化が表れる場合には注意が必要です。
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<皮膚トラブル(皮膚炎など)>
ダブルコートの被毛は蒸れやすく、皮膚トラブルが起こりやすい特徴があります。シャンプー後にしっかり乾かしたり、清潔な状態を保ったりすることが大切です。
<耳のトラブル>
耳の中の環境によっては炎症が起こることがあります。耳をかゆがったり、においが気になったりする場合には、早めに確認することが重要です。
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<消化器の不調>
食欲の変化や便の状態の変化など、消化器のトラブルが見られることもあります。日頃から体調の変化を確認しておくと安心です。
このように、コーギーは体の特徴に関連した不調が見られることがあります。日常の観察を習慣にし、気になる変化があれば早めに対応していくことが大切です。
変性性脊髄症について知っておいてほしいこと
コーギーでは「変性性脊髄症」という病気が知られています。
この病気は、脊髄に変化が起こり、ゆっくりと進行していく疾患です。主に中高齢期に発症し、後ろ足のふらつきや立ちにくさなどが見られるようになります。さらに進行すると、徐々に歩行が難しくなる場合もあります。
なお、原因は現在のところはっきりしておらず、予防方法も確立されていません。ただし、すべてのコーギーに起こるわけではなく、個体差がある病気でもあります。そのため、必要以上に不安になる必要はありません。
しかし、「こうした病気がある」と知っておくことで、わずかな変化にも気づきやすくなります。日頃から歩き方をよく観察し、違和感を覚えた際には早めにご相談いただくことで、その子に合ったケアにつなげやすくなります。
こんな変化があれば受診を
日常生活の中で、次のような変化が見られた場合には注意が必要です。
<受診のサイン>
・歩き方がいつもと違う
・後ろ足がふらつく、立ち上がりにくい
・散歩を嫌がる、疲れやすい様子がある
・食欲や元気に変化が見られる
また、「なんとなく様子が違う」といった違和感も大切なサインです。はっきりした症状がなくても、早めにご相談いただくことで、安心につながる場合もあります。
まとめ
コーギーは、その愛らしい見た目と明るい性格で多くの方に親しまれている犬種です。一方で、体型や性質に由来する注意点もあるため、あらかじめ特徴を理解しておくことで、より安心して暮らしやすくなります。
日々の運動や体重管理を意識したり、生活環境を整えたりすることが、足腰への負担軽減や病気の予防につながります。また、日常のちょっとした変化に気づくことが、健康管理の第一歩になります。
なお、当院ではコーギーをはじめとした犬や猫の健康管理について、日常のケアから病気のご相談まで幅広く対応しております。気になる様子が見られた際には、どうぞお気軽にご相談ください。
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