ライフサポート情報
2025.06.20|ライフサポート情報
犬や猫の入院で失敗しない!|24時間体制の動物病院が重要な理由
犬や猫の体調が急に悪化したときや、大きな手術が必要になったとき、「この動物病院で入院させて本当に大丈夫だろうか」と不安になった経験はありませんか?
動物病院での入院は、飼い主様の目が届かない分、病院側の対応力や体制がとても重要になります。特に、深夜や早朝といった時間帯に万が一のことが起きたとき、すぐに対応できる体制が整っているかどうかで、犬や猫の命を守れる可能性が大きく変わってきます。
今回は犬や猫の入院が必要になるケースや、一般的な動物病院の入院体制の現状と課題、そして当院で実施している24時間体制のケアなどを詳しくご紹介します。
■目次
1.犬や猫の入院が必要になるケース
2.一般的な動物病院の入院体制とその課題
3.千里桃山台動物病院の24時間入院体制
4.入院中の犬や猫に提供されるケア
5.まとめ
犬や猫の入院が必要になるケース
犬や猫が入院する理由はさまざまですが、主に以下のようなケースが挙げられます。
<緊急処置が必要なとき>
交通事故や中毒、重度の熱中症など、命に関わる状態では、点滴や酸素吸入などの処置を迅速に行う必要があります。こうしたケースでは、継続的なモニタリングが求められるため、入院が必須となります。
<継続的な治療・検査が必要なとき>
慢性的な病気(心臓病、腎臓病、がんなど)は、体調が悪化した際に集中治療を行う必要があります。ほかにも、糖尿病のように血糖値の変動を詳しく調べる必要がある病気では、数日にわたる検査のために入院が必要になることがあります。
<手術・麻酔後の経過観察が必要なとき>
手術後や全身麻酔を用いた処置のあとには、麻酔の覚醒や傷口の状態を慎重に観察する必要があります。特に手術直後は合併症のリスクもあるため、一定期間の入院管理が必要です。
<ご自宅での安静が難しいとき>
骨折や椎間板ヘルニアなど、動かずに安静を保つ必要がある疾患では、ご自宅での管理が難しい場合もあります。飼い主様の生活スタイルや犬や猫の性格によっては、入院で安静を確保するほうが安全な場合もあります。
犬の椎間板ヘルニアについて|症状や当院での診断・治療方針はこちらから
このように、入院はただ病気が重いからするのではなく、正確な診断や治療、安全な管理のために必要な措置として行われます。
一般的な動物病院の入院体制とその課題
動物病院の入院体制は、病院の規模やスタッフの人数、犬や猫の容態などによって大きく異なります。たとえば、夜間に獣医師や看護師が常駐していない病院では、夜間の見回りを数時間おきにしか行えないことがあります。中には、夜間や早朝には無人となる動物病院も存在します。
また、動物病院は人間の病院のように、24時間体制での看護が標準とは限らないため、以下のような課題が生じやすくなります。
・容態が急変したときに、すぐに対応できない可能性がある
・点滴や投薬のタイミングが限られてしまう
・精神的に不安定な犬や猫に対するケアが手薄になる
・バイタルチェック(体温、脈拍、呼吸など)が不十分だと、異変に気づくのが遅れることがある
特に重症の犬や猫では、わずかな変化が命に関わる場合もあります。そのため、入院先の動物病院がどこまで対応できる体制なのか、事前に把握しておくことが重要です。
千里桃山台動物病院の24時間入院体制
当院では犬や猫の命を守るために、獣医師と看護師が24時間院内に常駐する体制を整えています。夜間であっても、入院中の犬や猫に何か異変があった場合には即座に対応できるようになっています。
また、当院には以下のような入院施設があり、さまざまな状況に応じた対応が可能です。
・通常の入院室
・大型犬に対応した入院室
・感染症対応のための隔離入院室
・猫専用の静かな入院室
・ICU(集中治療室)4室
これにより、持病のある子や術後管理が必要な子、感染症のリスクがある子など、それぞれの状態に応じた最適な環境で治療を受けることができます。さらに、入院中は定期的なバイタルチェックを行い、必要に応じて投薬や点滴のタイミングを調整しています。
急な容態の変化が起きた場合でも、すぐに処置が行える体制が整っているため、飼い主様にも安心してお預けいただけます。
もし何か疑問がありましたら、遠慮なくご相談ください。
入院中の犬や猫に提供されるケア
入院中の犬や猫には治療だけでなく、日常的なケアも大切です。当院では、以下のようなケアを丁寧に行っています。
・食事管理(体調や疾患に合わせた食事)
・排泄のサポートと清潔な環境の維持
・適切なタイミングでの投薬・点滴
・必要に応じた軽い運動や体位変換
また、入院中は犬や猫にとって大きなストレスがかかります。慣れない環境や体の不調により、不安や痛みを感じていることも少なくありません。
そのため当院では、スタッフがこまめに声をかけたり、やさしく撫でたりすることで、少しでも安心して過ごしてもらえるように配慮しています。
こうした精神的なケアは、スタッフが常にそばにいる24時間体制だからこそ、丁寧に行うことが可能です。「治療」だけでなく犬や猫にとって「安心して休める環境」を提供することも、私たちの重要な役割だと考えています。
まとめ
犬や猫が入院することは、飼い主様にとって大きな不安を伴うものです。だからこそ、入院中にどのようなケアが受けられるのか、緊急時にどのように対応してもらえるのかを事前に確認しておくことが大切です。
また、多くの動物病院では夜間に無人になる場合もありますが、当院では獣医師と看護師が常に院内に常駐し、入院中の犬や猫の健康を24時間体制で見守っています。夜間でも急な変化に即座に対応し、最善の治療を提供できる環境を整えております。
ほかにも、当院では入院だけでなく、ペットホテルとしての利用も可能です。旅行や出張の際にも、医療体制の整った安心できる環境で愛犬・愛猫をお預かりいたします。
少しでも不安なことがありましたら、どんなことでもお気軽にご相談ください。
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