お知らせお知らせ

ライフサポート情報

|

【最新版】日本で人気の飼育犬種ランキング!各犬種の特徴と飼育のポイント

「新しく犬を迎えたいけれど、どの犬種が飼いやすいのか分からない」「人気の犬種ってどんな性格なの?」と疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

 

見た目の可愛らしさや性格の穏やかさに加えて、しつけのしやすさや健康面などを含めて総合的に考えることが、犬との暮らしを長く快適に続けるためにはとても大切です。

 

そこで今回は、日本で特に人気の高い犬種や犬種選びの際に知っておきたい健康面の注意点、近年注目を集めている大型犬などをご紹介します。これから犬との暮らしを始めたいと考えている方にとって、参考となる内容をお届けします。

 

unnamed - 2025-07-22T145937.775

 

■目次
1.日本で人気の犬種ランキングTOP5

2.犬種選びで知っておきたい健康面のポイント
3.今注目の大型犬種
4.まとめ

 

日本で人気の犬種ランキングTOP5

日本で登録頭数の多い犬種は、小型で室内でも飼いやすく、家族と強い絆を築ける性格の犬が中心となっています。ここでは、2024年のジャパンケネルクラブの登録データをもとに、特に人気の高かった犬種TOP5をご紹介します。

 

<第1位:トイ・プードル>

トイ・プードルは、ここ数年不動の人気を誇る犬種です。くるくるとした巻き毛が愛らしく、ぬいぐるみのような外見が多くの飼い主様を魅了しています。非常に賢く、基本的なしつけがしやすいことに加えて、抜け毛が少ないためアレルギーの心配が比較的少ない点も評価されています。また、人と過ごすことが大好きで、家庭に明るい雰囲気をもたらしてくれる存在です。

 

<第2位:チワワ>

世界で最も小さい犬種と言われているチワワは、その小柄な体と大きな瞳が特徴的です。見た目の可愛らしさに加えて、飼い主様に対して非常に忠実で、強い絆を築きやすい犬種でもあります。また小柄なため、限られたスペースでも快適に暮らせることから、都市部での飼育にも向いています。

 

<第3位:ミニチュア・ダックスフンド>

胴が長く足が短い独特の体型を持つミニチュア・ダックスフンドは、もともと狩猟犬として活躍していた背景から、活発で好奇心旺盛な性格をしています。人懐っこくフレンドリーな性格でもあるため、他の犬やお子様とも良好な関係を築きやすく、初めて犬を飼う方にも人気があります。

 

<第4位:ポメラニアン>

ふわふわとした被毛と丸い瞳がチャームポイントのポメラニアンは、甘えん坊で愛情深い性格が特徴です。被毛のカラーバリエーションも豊富で、トリミングによってさまざまなスタイルを楽しむことができます。小さな体ながらも勇敢な一面があり、飼い主様との関係性を大切にする姿勢が人気の理由のひとつです。

 

<第5位:ミニチュア・シュナウザー>

しっかりとした眉と口ひげのような被毛が特徴的なミニチュア・シュナウザーは、見た目の個性だけでなく、知的で落ち着いた性格も魅力です。無駄吠えが少なく、しつけもしやすいため、マンションでの飼育にも適しています。また、自立心があることから、比較的お留守番も得意とされています。

 

参考:2024年(1月~12月)犬種別犬籍登録頭数(一般社団法人ジャパンケネルクラブ)

 

犬種選びで知っておきたい健康面のポイント

犬は体の大きさや品種によってかかりやすい病気が異なります。飼い主様が事前に健康リスクを理解しておくことで、日常のケアや早期発見につなげることができます。

 

<小型犬に多い疾患>

小型犬は骨が細く関節も小さいため、膝蓋骨脱臼(パテラ)や大腿骨頭壊死症(レッグ・ペルテス)といった整形外科系の病気にかかりやすい傾向があります。また、乳歯遺残やてんかんも見られやすく、シニア期には僧帽弁閉鎖不全症という心臓病のリスクも高まります。

 

犬と猫の歯科治療の基礎知識や当院で行っている治療内容についてより詳しく知りたい方はこちら

犬と猫のてんかんやCTやMRIを用いた診断方法についてより詳しく知りたい方はこちら

 

<中型犬に多い疾患>

中型犬では犬種によってかかりやすい病気が異なります。たとえば柴犬では緑内障やアレルギー性皮膚炎が比較的多く、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークでは椎間板ヘルニアや変性性脊髄症などの脊椎疾患が見られます。

 

犬の椎間板ヘルニアについて、その原因や注意すべき症状、当院での診断・治療方針についてより詳しく知りたい方はこちら

 

<大型犬に多い疾患>

大型犬は体重が重く関節への負担が大きいため、股関節形成不全や前十字靱帯断裂といった関節疾患に注意が必要です。また、胃拡張・胃捻転症候群や拡張型心筋症といった命に関わる病気が発生することもあります。健康を守るためには、定期的な検診や関節に負担をかけない生活環境の整備が欠かせません。

 

今注目の大型犬種

近年では、小型犬が主流である一方で、温和な性格や知能の高さから大型犬への関心も高まっています。ここでは、当院でも特に来院の多い、注目の大型犬種をご紹介します。

 

<ゴールデンレトリバー>

穏やかな性格と家族への深い愛情から、家庭犬として非常に高い人気を誇ります。初対面の人や小さな子どもともすぐに打ち解ける社交性があり、安定した気質を持っているため、初心者の方にも適しています。

 

<ラブラドールレトリバー>

学習能力が高く、指示への反応も良いため、しつけがしやすいのが特長です。身体が丈夫で、被毛の手入れが比較的容易な点も飼いやすさに繋がっています。好奇心旺盛な性格から、キャンプや水遊びなどアウトドア活動を一緒に楽しめるパートナーとしても適しています。

 

<バーニーズマウンテンドッグ>

スイス原産のバーニーズマウンテンドッグは、大型で力強い体格ながら、とても穏やかで甘えん坊な性格です。見た目の優しさと人懐っこい性格で、多くの飼い主様を魅了しています。ただし、体が大きいため飼育スペースに余裕が必要であり、運動不足にならないように1日2回、1時間程度の散歩が推奨されます。

 

なお、前述したとおり、大型犬は関節疾患のリスクが高いため、フローリングには滑りにくいマットを敷くなど、日常的なケアが重要になります。特に成長期には無理な運動を避けるなど、関節への配慮が将来的な健康を守る鍵となります。

 

まとめ

犬は私たちにとって大切な家族の一員です。特に近年では寿命も延びており、新しく犬を迎えた場合には15年前後という長い時間を共に過ごすことになります。だからこそ、外見の可愛さや流行だけで犬種を選ぶのではなく、ご自身やご家族のライフスタイルに合った犬種をしっかり見極めることが大切です。

 

犬種によって性格や運動量、かかりやすい病気は異なります。気になる犬種が見つかった際には、その特徴や飼育の注意点をよく調べ、本当にその犬を最後まで責任を持ってお世話できるかどうかを、ご家族全員で話し合ってから迎え入れるようにしましょう。

 

当院では、ワクチン接種や健康診断を通じた日常の健康管理に加えて、パピー教室なども開催しています。犬との暮らしを始めるにあたって不安な点がありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。飼い主様と大切な犬との生活が、より豊かで安心できるものとなるよう、私たちが全力でサポートいたします。

 

ノミやマダニ予防の重要性について疾患や予防方法についてより詳しく知りたい方はこちら
フィラリア予防の重要性について原因や症状、予防方法についてより詳しく知りたい方はこちら
子犬と子猫の健康診断予防と診療の目的や内容についてより詳しく知りたい方はこちら
当院でのパピー教室の内容や重要性についてより詳しく知りたい方はこちら

 

■関連する記事はこちらから
これで完璧!|子犬・子猫を迎えるための事前準備について

 

 

診療内容はこちらから

年中無休で動物たちの健康をサポートします

千里桃山台動物病院

Web診療受付はこちらから

病院概要はこちらから

TEL:06-6190-5100

  • 獣医・トリマー勤務表
  • Web診療受付
  • 薬・フード注文
  • Life Club
  • Life Support情報
  • 採用情報
  • アニコム