【吹田市】犬と猫の腫瘍治療について┃当院の特徴をご紹介

動物病院では犬や猫の高齢化に伴い、腫瘍治療を行う機会が増えています。愛犬や愛猫に腫瘍が見つかると、悪性ではないかと心配になることが多いでしょう。当院では、最新の設備と豊富な専門知識を持つ獣医師が、犬や猫への負担を最小限に抑えながら治療を行います。

今回は犬と猫の腫瘍治療について、当院の治療法方法や腫瘍の種類などをご紹介します。

 

 

 

■目次
1.犬と猫における腫瘍について
2.千里桃山台動物病院の腫瘍科について
3.犬や猫の腫瘍の種類と症状
4.腫瘍の診断方法
5.犬と猫の腫瘍治療の種類
6.当院の腫瘍治療中のサポートについて
7.吹田市千里桃山台動物病院での腫瘍治療にかかる費用
8.まとめ

犬と猫における腫瘍について

腫瘍とは細胞が異常に増殖し、かたまりのように集まった状態を指します。

 

腫瘍には良性と悪性があり、良性腫瘍は一般的に大きくなるスピードが遅く、転移することはないため、すぐに体に大きな悪影響を与えることはありません。しかし、腫瘍が大きくなるにつれて、他の臓器を圧迫するなどの悪影響が出てくることもあります。

 

悪性腫瘍は成長速度が速く、転移も多いのが特徴です。比較的短期間で命に関わることも少なくありません。

 

犬や猫に多い良性腫瘍は一般的に体の表面にできるものが多く、主に以下の病気が見られます。

 

・乳腺腺腫
・脂肪腫
・皮膚組織球腫
・乳頭腫　など

 

悪性腫瘍に関しては、犬と猫に見られる病気がそれぞれ異なります。

 

＜犬の場合＞

・リンパ腫
・肥満細胞腫
・乳腺癌
・メラノーマ（悪性黒色腫）
・骨肉腫
・血管肉腫　など

 

＜猫の場合＞

・リンパ腫
・扁平上皮癌
・乳腺癌
・肥満細胞腫
・血管肉腫
・肺癌
・肝臓腫瘍　など

 

腫瘍は早期に発見できれば完治できるケースも多いため、早期発見と早期治療が非常に重要です。

 

千里桃山台動物病院の腫瘍科について

当院では腫瘍を扱う腫瘍科を設置しています。一般的な動物病院では、腫瘍が疑われた場合は診断や治療のために大学病院などを紹介されることも少なくありません。そのため、慣れない動物病院への通院や予約を待つ期間が長いことにより負担が大きくなり、飼い主様の中には確定診断を諦める方もいらっしゃいます。

 

一方、当院では血液検査機器、レントゲン、エコー、CT、MRI、免疫細胞培養設備など大学病院レベルの最先端設備を備えております。そのため、検査から診断までがスムーズで、手術、化学療法（抗がん剤治療）、免疫療法などの治療や治療後の定期検診までが可能です。

 

犬や猫の腫瘍の種類と症状

こちらでは、犬や猫の腫瘍の中でも特に多い悪性腫瘍をピックアップし、症状や注意すべきサインをご紹介します。

 

【犬に多い悪性腫瘍と症状】

＜リンパ腫＞

リンパ腫は体のどこにでもできる可能性がありますが、特に前足や後ろ足の付け根、顎の下などのリンパ節が腫れることがよく見られます。日常的に愛犬の体に触れ、今までなかったしこりを発見した場合は、注意が必要です。

 

＜肥満細胞腫＞

皮膚にしこりができることで気づくことが多い病気です。一般的に、しこりはどんどん大きくなり、出血したり浸出液が出てきたりします。犬では、悪性腫瘍の中でも特に多く見られます。そのため、体表にしこりができて大きくなったり、出血が見られたりする場合は、早めに動物病院を受診することが重要です。

 

＜乳腺腫瘍＞

未避妊のメス犬に多く見られる腫瘍です。半数は良性ですが、残りの半数は悪性です。乳首の周りにしこりが見つかった場合は、乳腺腫瘍の可能性が高いため、早めに動物病院を受診することをお勧めします。予防には、はじめての発情を迎える前に避妊手術を行うことが効果的です。

 

＜メラノーマ（悪性黒色腫）＞

口の中や目のふちにできる悪性腫瘍です。ほくろのような見た目ですが、どんどん大きくなります。犬の皮膚にも一般的なほくろができることもありますが、特に口の中などにできて大きくなるというような場合には早めに動物病院を受診しましょう。

 

【猫に多い悪性腫瘍と症状】

猫にも、上記でご紹介した犬に多い腫瘍が発生することがありますが、猫に特徴的な腫瘍としては以下が挙げられます。

 

＜扁平上皮癌＞

扁平上皮癌は、初期には皮膚や口の中の粘膜にしこりや潰瘍として現れ、徐々に大きくなり、出血や膿が見られることがあります。皮膚や口の中に異常が見られた場合は注意深く観察し、症状が広がったり、全く治らなかったりする様子が見られたら、早めに動物病院を受診しましょう。

 

腫瘍の診断方法

腫瘍の診断は問診や全身の身体検査に加え、血液検査や尿検査、レントゲン、エコー、CT、MRIなどの画像診断で総合的に判断します。特にCTは、腫瘍の発見において最も効率的な検査といえます。

 

犬と猫の腫瘍治療の種類

腫瘍の治療方法は、その種類によって異なります。外科手術で完治できるケースもあれば、抗がん剤などを使った内科的な治療が必要な場合もあります。また、手術と内科的治療を併用することも多くあります。

 

当院では診断後、治療計画の立案と飼い主様への説明を行います。飼い主様から合意が得られれば、実際に治療が開始され、経過観察を行います。手術が適用となるケースでは、術後のケアとフォローアップも一環して行います。

 

当院の腫瘍治療中のサポートについて

腫瘍の治療には、飼い主様のご理解とご家庭でのケアが欠かせません。当院では、動物病院での治療に加え、ご自宅での日常ケアについても丁寧に説明し、薬の副作用への対応方法についても詳しくアドバイスしております。また、栄養管理や食事の工夫に関するアドバイスも行い、日常生活での不安や疑問についても、お気軽にご相談いただけます。

 

吹田市千里桃山台動物病院での腫瘍治療にかかる費用

腫瘍治療の費用は、手術の有無や入院の必要性、使用する薬の種類によって内容が異なります。当院では、治療開始前にお見積もりを提示し、飼い主様のご納得をいただいてから治療を進めております。

 

また、Lifeクラブ会員様には割引も適用されます。ペット保険に関しては、契約内容によって適用範囲が異なるため、ご加入中の保険内容を確認しておくと良いでしょう。

 

診療費用についてはこちらから
Life Club（ライフクラブ）についてはこちらから

 

まとめ

犬や猫の腫瘍にはさまざまな種類があり、検査や治療の範囲は動物病院によって異なります。当院では、診断から治療まで一貫して行える体制が整っており、飼い主様への丁寧な説明を心がけています。また、愛犬や愛猫に小さな異変でも気になることがあれば、早めの受診を推奨します。
■関連する記事はこちらから
犬と猫の一般的な腫瘍の種類と症状｜早期発見が重要
犬と猫の脾臓腫瘤について｜高齢の大型犬に多い病気

 

 

年中無休で動物たちの健康をサポートします

千里桃山台動物病院

Web診療受付はこちらから

病院概要はこちらから

 

TEL：06-6190-5100