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画像診断
当院では、言葉の話せない動物たちの治療に対する負担を少しでも軽減させるために、低侵襲治療を目指しております。小さな症状も見逃すことのないように、大学病院レベルの高度医療機器を揃えて、万全の体制での検査が可能です。CT・MRI・レントゲンなどの複数の検査機器を併用することで、精度の高い診断を行うことが可能になります。徐々に増えてきていますが、高度医療機器を導入している動物病院はまだまだ少なく、かかりつけの動物病院では行えない検査も、主治医様の紹介によって実施が可能です。すべての飼い主様に対して、病気の早期発見・早期治療の手助けができるように、高度な画像診断技術をご提供しています。 セカンドオピニオンとしての受診も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
ご連絡先
電話番号:06-6190-5100(院長:黒川)
09:00~12:00/17:00~21:00(年中無休)
CT(Computed Tomography)検査
X線装置によって、体の全方向(360度)で回転させながら断面撮影を行う機器です。当院では最新のCT設備である、被ばく低減技術を取り入れた16列マルチスライスCT(東芝メディカルシステムズ)を導入しています。立体の3D画像で骨格異常や臓器の病変部など、体の中を素早く検査が可能です。主に椎間板ヘルニアや腫瘍などの診断では、CT設備を用いて詳しい検査を行います。被ばく量を可能な限り低減しているCT設備のため、動物の体にも影響が少なく、飼い主様にもご安心をいただいております。
主な症例
腫瘍疾患
血管奇形(門脈シャント、動脈管閉塞など)
鼻腔内疾患
口腔内疾患
肺疾患
腸閉塞、胆管閉塞
尿管結石
MRI(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像)
強力な磁力と電磁波を使用して、体の断面像を撮影する装置です。骨に囲まれて見にくい脊髄・脳・神経などの疾患では、MRIを用いて検査を行います。あらゆる角度での断面像の撮影ができるので、小さな病気も見つけることが可能です。椎間板ヘルニアや脳腫瘍、下垂体腺腫などの病気が対象となります。
主な症例
椎間板ヘルニア
前十字靭帯断裂
脳疾患(脳腫瘍、閉塞など)
デジタル・サブトラクション血管造影法(DSA:digital subtraction angiography)
DSAとは、X線装置を使用したCT検査だけでなく、造影剤などを使用して血管だけを見やすく撮影ができる検査機器です。血管にカテーテルを挿入し、選択的に目的部位の血管を撮影することで、血管内部の病気に対して精度の高い診断を行うことが可能です。診断だけでなく、病気を血管内部から治療することもできます。動物たちのQOL(生活の質)を考えた検査・治療として活用しています。
主な症例
血管奇形(門脈シャント・動脈管閉塞など)
肝細胞癌
気管虚脱
検査について
動物病院でよくあるレントゲン検査やエコー検査とは違い、病気の特定をより確実にするためにCTやMRIは必要な検査です。CTやMRIは、検査中に動物が動いてしまうと正確に診断ができないため、全身麻酔を用います。また、造影剤という薬剤を処方することで腫瘍などの病変部がわかりやすくなったり、血管走行を把握したりできます。画像診断は検査を行うだけでなく、検査前に「全身麻酔を行うことが可能か」「造影剤の使用は可能か」などの診察することが大切です。他院様からの紹介に関しては検査資料を提出してもらい、しっかりと情報共有を行いながら検査ができるか進めていきます。もちろん飼い主様にも、検査前はわかりやすくご説明をいたします。
麻酔について
CTやMRIの診断制度を上げるためには、検査中に動かないようにしてもらわなければいけません。動物はじっとできないため、検査には全身麻酔が必要です。また見たこともない大きな機器であるため、検査前に麻酔によって眠っている方が短時間で検査を行うことが可能です。当院では、検査中の麻酔管理はもちろんのこと、麻酔や造影剤によって検査が可能なのかも徹底して行っております。飼い主様に対しても、検査内容・費用面など不安に感じておられることが多いと思いますので、ご理解いただくまで何度でもご説明いたします。
検査のご予約・当日の流れ
予約
主治医様よりお電話ください。
電話番号:06-6190-5100
※飼い主様からのご予約はできません。
動物の疾患・状況・飼い主様の情報などを共有していただきます。
検査当日
事前に検査時間をお伝えいたしますので、余裕を持ってご来院ください。
検査当日の朝は絶食でお願いします。
CT・MRI検査の前に、身体検査・血液検査・超音波検査などを行います。
結果報告
主治医様には診断書をお送りし、お電話にて検査結果を報告いたします。飼い主様にも、検査結果と画像データをお渡しいたします。
定期健診のご予約
当院では、CT・MRIなどの高度医療を用いた定期健診を行っています。症状が出てから詳しく検査するのではなく、病気の早期発見・早期治療がとても大切です。毎年の豊富な症例数から、機械を操作する技術力、画像診断を読影する知識や経験に繋がり、確実な画像診断の能力を持った優秀なスタッフが多数在籍しております。主治医様との情報共有や連絡も密に行い、飼い主様の安心・信頼につながるよう日々の診療・検査に努めております。
2019年度 CT・MRI検査数
CT検査 | MRI検査 | CT・MRI検査 |
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277件 | 99件 | 169件 |